今年の梅雨は早く訪れ、何か季節に合うものを作りたくなりました。
絞りの羽織があり、チュニックを作ってみました。
シルクの絞りの布は価値観も高く存在感もあり、形はシンプルでも中分素敵なものが出来上がりました。布の力に脱帽いたします。
大和服 竹林広美
今年の梅雨は早く訪れ、何か季節に合うものを作りたくなりました。
絞りの羽織があり、チュニックを作ってみました。
シルクの絞りの布は価値観も高く存在感もあり、形はシンプルでも中分素敵なものが出来上がりました。布の力に脱帽いたします。
今年の桜は早く、今は見事な葉桜になっておりますが、衣替えの季節になりましたね。
そのせいか、冬物のリホームの連絡がお客様から入ります。
セーター、ジャケット、コートなど、来冬のため仕舞う前に修理をする。
服に対する愛着と物を粗末にしない精神が伺えます。
そのような心を持っている方は、自分を大切にしている、心豊かな方だろうと察します。
私は、使い捨てや、着た服を手入れせずゴミにしてしまう行為に、心が痛みます。
その服の使命が亡くなるまで使うべきだと、又は、何かの形で再利用するべきだと思います。
消費が多ければ、それだけ環境破壊にも繋がることなので、使い捨て精神は歓迎されません。
衣替えで、もう一度服を見直してみてはいかがでしょうか。
先日、一年ぶりに吉田家住宅を訪問いたしました。
吉田家住宅は、埼玉県比企郡小川町にあり重要文化財になっている古民家です。
江戸時代の建物で藁屋根で囲炉裏には一日中火が燃えています。
中では、お蕎麦うどん団子コーヒーなど軽食ができ、地元の野菜や作家の作品の販売展示など
一日中楽しめ居心地の良い所です。
そして、ご主人と奥様ご夫婦がとても気さくな方で
居心地の良さは吉田様の心配りにあるのではないかと思います。
私は、ご縁があり、以前展示ををさせて頂き、今は、小物雑貨を置かせて頂いております。
桜も咲く季節となり、ぜひ、吉田家住宅に足を延ばしてください。
一月もあっという間に過ぎてしまいました。
移転の荷物もかたずけながらという日々でした。
和服リメイクの仕事とは関係ありませんが、私は趣味でガーデニングをしております。
ここ10年ぐらいは、お店の休日は山梨の里山に出かけ、樹木や植物と語り合ってきました。
今まではお店という拘束がありましたが、今は、それがなくなり自由に出かけております。
1月はガーデニングの季節ではありませんが、雪の上のいろいろな動物の足跡を観察しました。これは、ウサギかな、これは鹿だな、この大きな足跡は??などど、楽しく創造して雪道を散歩してます。
2月は、そろそろ、布を触りたくなりました。
もう、立春ですからね。新しいものが芽生える季節です。
昨年中は大変お世話になりました。
今年は皆様とホーム頁でお付き合いしていきたいと思います。
健やかな年でありますように心よりお祈り申し上げます。
2021年元旦 大和服 竹林広美